あなたの可能性が開花する

先日、いつものように移住相談に来られたご夫婦とお話しておりました。
家のこと、仕事のこと、趣味のことなどなど。
すると、パンを作るのが趣味で、かなりこだわりを持って作られているカンジ。

こういうことを聞くと、つい提案したくなるんです。起業ってやつを。
ホントに勧めたわけではなく、提案ですよ(笑)
さすがに無責任に勧めることはできません。

今の仕事も朝早い方だというのもあったので、朝の仕込みも苦痛じゃなさそうな点、特に就きたい業種にこだわりがない点、見込める売上高と原価について、経験がなくても地方移住してパン屋を開業された事例、地方での開業コスト、コロナ禍で廃業される方が増え、中古で設備が安く買えそうなどをサラッとお話しました。

すると、考えてもいなかったという言葉が返ってきました。
確かに都市部で生活していると、店舗の家賃や競合人気店のことを考えれば、お店を出すって発想にならないのかもしれません。

実際、私も都市部で暮らしていたころはしがないサラリーマンでしたから、転職することはしても起業しようなんて考えもしませんでした。
そんな私が起業したり提案したりするようになったのは、地方で暮らして、いろんなメリットに気づいたからです。

商売をするなら、人口は気になるところです。
周防大島は15000人、しかも半数が60歳以上ですから厳しそうです。
しかし、暮らしていると気づくことがあります。

田舎でも朝から全国ネットのテレビ番組で東京の人気スイーツ店の特集や話題のお店を、否応なしに見せられるわけです。
ママさんたちは行きたくなりますよ。でも周りにおしゃれなお店が少ないんです。
そんな田舎におしゃれなカフェがオープンしたら、ママさんたちは車で1時間ぐらいの距離なら全然余裕、乗り合わせて行くわけですよ。

だから車で1時間圏内の人口は対象エリアという見方もできるわけです。
特に周防大島のように、広島県からの観光客も対象となるところでは、もっと大きく考えられます。

暮らしてみるからこそ、自分のできることに気づくことがたくさんあります。
無理だと思っていたこと、そもそも考えもしなかったこと。

地方に目を向けることで、あなた自身の可能性が大きく開花するかもしれません。
無責任なことを言うつもりはありませんが、少なくとも今よりも物事をみる視野が広がります。

せっかく田舎暮らしを考えるなら、あなたの可能性を広げてみてはいかがでしょうか。

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いずたに かつとし

2007年、大阪より周防大島町にIターン。2009年、ファイナンシャルプランナーとして起業。2012年より周防大島町定住促進協議会に参画。全国で唯一の「田舎暮らしの家計相談もできる窓口」として移住者目線の提案をしている。 また、総務大臣賞を受賞した地方創生動画「回帰」や、「シマグラシS錠」などのPR企画も手がけている。 2017年より総務省地域力創造アドバイザーとしてセミナー・ワークショップの講師として全国で活躍中。 →「いずたに」で検索

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