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2020-05-09

働く喜び

現在募集中のオンライン全国移住フェア、たくさんのお申し込みをいただいています。
今、あらためてライフスタイルを見つめ直すきっかけになっているんだと感じます。

この移住フェアは現在、広告をGoogleとFacebookに掲載していますが、Google広告の表示結果を見ると、「移住 仕事」や「田舎 仕事」といったように、仕事をからめた検索ワードが多いのがわかります。

都会でも田舎でも、生活する上で仕事をしないといけませんから当然です。
以前も書きましたが、仕事がないと思われがちな田舎ですが、仕事はあります。
業種が少ないだけです。

ここから先は、仕事で迷っている人だけ読んでいただければ。
結構長文になってしまったので。

あなたが仕事を探すとき、今と同じ業種を探しているなら、それはどうしてですか?
その分野が好きだからですか?ただ、他の業種を知らないからという理由ですか?

今の仕事にやりがいはありますか?

もし、やりがいがないのなら、他の業種に目を向けてみてはいかがですか?

私は今、いろんな仕事をしています。どれも子供の頃からやりたかった仕事ではありません。
そもそも学生時代、まさか自分が大阪を離れ、田舎に住むなんて想像もしていませんでした。
思えば前職からそうですが、やりたい業界で仕事したことはありません。
ゼロです。

経験則ですが、やりたい仕事じゃなくても、やりがいは見つけられます。

これは今までの人生で、仕事の中にやりがいを見出してくれる人に恵まれたという外的要因もあると思いますが、自分でやりがいを見つけようとしているからです。

生活のため、お金のためだけに仕事をしている人に一度考えていただきたいことがあります。

仮に一日24時間の中で、8時間寝て8時間仕事するとすれば、起きている時間の半分は仕事に費やしているわけです。
ということは、仕事がつまらない=起きている時間の半分がつまらない、すなわち人生の半分はつまらないということなんです。
約40年仕事をするなら、凝縮すると20年はつまらない人生を送ることになるんです。

それだけ仕事とどう向き合うかは大切なのです。

私はお偉い大学の先生ではないですから専門的なことはわかりませんが(先生より現場を知ってますけどね)、仕事を楽しむにはいろんな要素が必要なのだと思います。
重要な任務や課題を乗り越えたときの達成感、喜びを分かち合える仲間、叱るだけでなく本当に守ってくれて成長させてくれる上司、必要とされている実感、自分の居場所。他にもいろいろあります。
そういうことに出会えないと難しいのかも知れません。

ただ、自身が向き合っていない限り、出会っていることに気づかないし何も共鳴しません。
自分の行動が周囲の共鳴を起こします。

それから、ついでに書くと「資本主義」は決して悪くありません。

個人的見解ですが、アメリカ的「ムリ・ムラ・ムダ」をなくす合理的資本主義がいきすぎるのは良くないと思います。
おそらくみなさんが疲弊してしまうのは、この部分に心が通っていないと感じるからではないでしょうか。

昔の日本の創業者さんたちは共通して社員を大切にした言葉を残しています。
(心が疲れたらSNSよりも偉人の金言・格言に目を向けた方がいいですよ)

現代ビジネスにおいては甘い考えと一蹴されるかもしれません。
しかし、心の通った商売は地方にはたくさん残っています。
(当然、全部がいいとは言いません。)
そういう環境に身を置く方が働く喜びを知ることができます。

だから言いたいんです。

今の業種じゃないといけない理由はなんですかって。

やりたくもない、やりがいもない業種から変れないのは、知らない分野に対する不安だと前も書きましたが、それ以外にあるなら今のステータスから降りたくないというプライドです。

そんなプライド、捨てましょう。はっきり言って邪魔です。
成長の妨げにしかなっていません。

年収が下がろうが、学生時代の友人から何と言われようが、心が通った言葉が交わされる環境で必要とされる方が、働く喜びは得られます。

その喜びは尊いものです。

起きている時間の半分が充実すれば、遊びの時間もさらに充実します。

移住した人たちが活き活きとして映るのは、こういうことだと私は思います。

今の会社が好きで仕事が好きな人は、転職を考えないと思うので移住なんて考えないでしょう。

でも、そうじゃないなら考えてみませんか。

考えるにはきっといいタイミングですよ。

 

 

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