田舎ってヤバい
「ヤバい」
元々は危険であったり具合が悪いなどネガティブな意味の言葉です。
でも、今の若い人って美味しいものを食べたり、興奮するようなことがあるとポジティブに「ヤバい」って言いますね。
このポジティブな使い方が馴染まないという方は圧倒的多数だと思います。
でも、2001年版の「現代用語の基礎知識」には既に魅力がありすぎるという意味で掲載されています。もう20年も前なんですね。
ちなみに大辞林には2006年から掲載されているそうです。
実際、うちの子ども(高1、中1)も当たり前のように使ってます。
テレビで若いタレントさんが頻繁に使ってますし一般生活レベルでは定着しちゃいましたね。
で、「田舎ってヤバい」んですよ。
何もしなければ廃校が増え、商業施設は撤退し、人が減っていきます。
だから何もしなければまちが消滅してしまいますから、危機感は持っていないといけません。
だからヤバいんです。
でも、何もない田舎だからこそ都会とは違った暮らし方を送ることができたり、何かにチャレンジできる余白があります。
田舎で暮らしているといろんな可能性に気づきます。ホントワクワクします。
だからヤバいんです。
両方のヤバいがありますが、立場によって違います。
地元のおっちゃん達から見れば衰退するまちを見てきたからネガティブヤバいでも、田舎のいいところに気づいた若い人はポジティブヤバいになります。
おっちゃん達のヤバいを、若い人たちのヤバいに変えていけたら、
もっと田舎はヤバくなります。
コロナが落ち着いたら、田舎のヤバいを見つけに来てください。
景色。食べ物。人。
ホント、田舎ってヤバいですよ!
~余談~
先日、和食のお店に行ったら料理長直々に説明してくれたんですが、
「これ、ヤバいです」って言ってました。
一応心の中で「アンタは使うな!」とツッコんでおきました(笑)
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