2021-10-25
田舎のお祭り
私は山口県の周防大島という、瀬戸内海に浮かぶ島で暮らしています。
ここで移住に関する仕事やその他いろいろやってます。いわゆるマルチワーカーです。
2007年に移住したころは約23000人いた人口は、現在15000人を切っています。
めっちゃ減ってます。移住施策が失敗しているように見えます。
いえ、移住者は増えているのですが、お亡くなりになる方が多いのです。
単純に毎年40人生まれて400人無くなっていますので、何もしなければどんどん人が減り続けます。
ちょっと前置きが長くなりましたが、先日、集落の祭がありました。
豊作・豊漁を祈念する昔から続く祭ですが、現在は農家さんも漁師さんも集落にはいません。
正直、高齢化が進み準備するのも大変です。何よりも人がいません。
にぎやかなイメージとは程遠い、寂しいお祭りです。
それでも、集落の人たちは、絶やすことなく続けています。
今年、当番を引き受けました。
昔のことを聞きながら、参加可能な方には神社まで来ていただき、草木の剪定や掃除、前日の幟立てなどお手伝いいただき、当日は何事もなく無事に終えることができました。
地元の人たちの中にも、当然ながら行事を大切にする方、そうでない方がいます。
積極的に行事を守ろうとする地域がほとんどだと思いますが、人手が足りなくなっていると思います。
人が減ると、いろんな文化を消失してしまいます。
一生懸命残そうとしている地域に移住したら、ぜひ参加してください。
面倒くさいこともいっぱいあると思いますが、それも田舎の側面です。
ホント、人が増えて欲しいです(笑)
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